2022.09.15 スタッフからのメッセージ
前回ご紹介させていただいた新進建設の新企画住宅、
CUSTOM BUILT HOUSE 〈A・ALTO〉。
その特徴の一つとしてお話させていただいた「スケルトン・インフィル」について、
どんなメリット、魅力があるのか、少し詳しくお話させていただきます。
「スケルトン・インフィル」とは建物の構造の一つ。
柱・梁・床といった構造躯体(=スケルトン)と、間取りや内装(=インフィル)を分けた家づくりをするもので、手を加えながら長期的に建物を活用することができるという考え方から生まれました。
国土交通省が発行する建設白書によると、イギリスの平均住宅寿命は約75年、アメリカが約44年なのに対し、日本は約26年と短め。日本の住宅は建物を壊しては新築する、いわゆる「スクラップ アンド ビルド」を繰り返してきました。
しかし、SDG’sの社会への浸透にもみられるように、日本の住宅づくりも変わってきました。
家も、手を加えながら長く住まう。二世代、三世代、四世代と住み継いでいく。
そのための家づくりとして、改めて「スケルトン・インフィル」が注目されるようになってきました。
では実際、「スケルトン・インフィル」には、どのようなメリットがあるのでしょうか?
●間取りの可変性
スケルトン・インフィルの住宅は、躯体と切り離して間取りや内装があるため、間取り変更などがしやすいという大きなメリットがあります。
例えば、子どもがいるご家庭では、小さなうちは親が見守りやすいオープンスペースを設け、思春期になったら個室をつくり、お子様が独立したらリビングを広くしたり、趣味のスペースにしたりできます。
スケルトン・インフィルの住宅であれば、ライフステージに応じて変化する生活スタイルに、比較的柔軟に対応することが可能です。
●メンテナンスがしやすい
スケルトン・インフィルの住宅の場合、構造躯体と設備の配管などを切り離して考えることができます。二重床・二重天井を採用するケースが一般的で、天井に十分なスペースがあれば、電気配線やエアコンのダクトを好きな位置に動かしやすくなります。床下に十分なスペースを設けることで、キッチンや浴室、トイレなどの配管を移動したり、交換したりすることも容易になります。
●住まいにかかる費用を軽減し、エコにも貢献!
スケルトン・インフィルの家は、メンテナンスやリフォームを行いながら、同じ建物を長く使い続けることができます。老朽化や家族構成の変化などを理由に短期間で建て替えや住み替えをする場合と比べて、住居にかける費用を抑えられます。大胆なリノベーションを行った場合でも建築資材のロスが少なく、エコにも貢献できる地球にやさしい選択です。
●より安心して暮らせる
スケルトン・インフィル住宅は、構造躯体の耐久性が高く、長持ちすることを前提としています。そのため、丈夫で耐震性が高い住宅です。高い耐久性が、住む人にとって「安全に暮らせる」ことに対する安心感を生み、同じ家に住み続けることができる安心感も得られます。
A・ALTOの住宅は、2階を1つの空間としてつくります。大きなワンルームという形になりますが、スケルトン・インフィルという考え方のもと、お客さま自身でライフステージに合った空間利用が可能です。
ライフステージの変化に合わせて間取りや内装を自由にリデザインできるため、長期的に快適に暮らすことができます。
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