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Diary

家づくり日記

モダン

社会福祉法人かしの木会 くず葉学園 通所者活動棟

CONSEQUENCE

完成編

ビッグルーフ

緩やかに円弧を描く「ビッグルーフ」が美しい、くず葉学園通所者活動棟が完成しました。

大きな庇(ひさし)

芝生の庭と屋内を繋げるウッドデッキは、ビッグルーフの深い庇で包まれています。

夜景

全面ガラス張りの夜景は、まるで山の上に建つ灯台のような趣です。

オール国産材

地上階と地下階は広い通路と階段で結ばれています。

太く力強い柱や梁は、すべて国産の杉を使用しました。

バリアフリー

トイレや洗面所は隅々までバリアフリーの設計です。

学園スタッフの皆さんと一緒に、障害者の方々の使いやすさを追求しました。

活動室

地上階は障害者の皆さんが利用する、大小さまざまな活動室で構成されています。

活動室のインテリアもすべて国産の無垢材と土壁で仕上げました。

木の香りが漂う清々しい空間です。

落成式 テープカット

梅雨の晴れ間の6月吉日。

約1年間に及んだ工事の完成を祝う落成式の日を迎えました。

理事長先生、園長先生、そして設計と工事関係者が一堂に会してテープカットです。

感謝状贈呈

理事長先生から新進建設代表取締役の井上に感謝状が贈呈されました。

関係者の皆様、どうもありがとうございました‼

01

Prolouge

くず葉学園と建設予定地

くず葉学園と建設予定地

完成予想画

完成予想画

秦野市菩提の豊かな森に包まれたくず葉学園は、神奈川県を代表する障害者福祉施設です。
活動棟は通所者の皆さんのための作業空間として計画されました。

構造は鉄筋コンクリート造の地下と、木構造の地上階からなる混構造2階建て。
延べ床面積は630㎡(約190坪)を超える大規模木造建築です。
また内外装は、大胆に現した国産の無垢の木材と珪藻土で仕上げる清々しい空間になる予定です。

02

地鎮祭編

梅雨入り前の6月吉日。
くず葉学園の理事長先生をはじめ関係者一同が集まり、厳かに地鎮祭が催行されました。

これから地下室工事がスタートします。
完成は2022年早春の予定です。
皆様どうぞお楽しみに!

03

地下室工事編

基礎梁工事

くず葉学園活動棟は地下1階、地上1階の2階建です。

地下室工事がスタートしました。
太い鉄筋を組み立てて、配筋検査後にコンクリートを打設します。

地下室床スラブ工事

基礎梁の上に地下室の床を構築します。
中央の穴がエレベーター用のピットです。
断熱材(青色)を敷設したのちにコンクリートを流し込みます。

上層階床スラブ工事

上層階の床コンクリートが完成しました。
この上に木構造が組み立てられます。

地下室工事完成

地下室工事の鉄筋コンクリート工事が完成しました。
緩やかにカーブを描くデザインは、難しい工事でしたが無事に完了しました。
これから本格的な木工事が始まります。
お楽しみに!

04

木材検査編

くず葉学園活動棟の木材は東北復興を兼ねて、多くの福島県産材が採用される予定です。

木構造の上棟に先立ち、現場管理者の常務・氏居と設計課長の興津が製品検査を兼ねて、福島県いわき市の製材所を訪問しました。

原木

持続可能な東北の森から切り出された樹齢数十年の原木です。

製材・乾燥

原木の丸太はオートメーションで正確にカットされたのち、高温窯で強制乾燥されます。

木材内部の水分を蒸散させ含水率を一定水準以下に抑えることで、ゆがみの無い良質の製材に生まれ変わります。

強度試験

乾燥窯から出た製材を1本ずつ試験機にかけ、強度と含水率を測定します。

一定基準以上の品質をクリアした木材だけがJASの認定を受けることができるのです。
この後、合格した製材は詳細なホゾ加工を施し現場へ出荷されます。

05

上棟編

大断面木構造

地下室工事の完了後まもなく、木構造の工事が始まりました。
柱は通常の2倍近い太さの6寸角(18㎝角)、材種はすべて国産桧(ひのき)です。
耐震筋交いは特殊なV型フレームを採用しました。

木造棟は長編方向が45メートルを超える巨大な建物です。
上棟工事は全国から集まった大規模木造建築専門の職人さんたちが、端部から順番に柱と筋交いを組んでゆきます。

屋根組み

クレーン車と特殊昇降機を使って柱と筋交いが組み上げた上に、太い桧の梁(はり)を架けて屋根を構築してゆきます。

通所者活動棟

室内は広い作業教室と、それらをつなぐホールで構成されています。
徐々に建物の形が姿を現し始めました。

屋根工事

屋根組みが出来上がった部分から順番に分厚い構造用合板で屋根下地をつくりあげます。
約10日間かけて、総延長45メートルの建て方が完了しました。

建て方完了

くず葉学園・通所者活動棟は緩やかなカーブを描く大きな片流れの屋根が美しい木造建築です。

完成は初夏の予定です。
どうぞお楽しみに!

06

工事編

ビッグルーフ下地工事

通所活動棟の外観デザインの要は、緩やかな円弧を描く大きな屋根(ビッグルーフ)です。ビックルーフは断熱性と強度と高める二層構造(二重たるき工法)、それだけに通常の工事の倍以上の手間と工夫が必要です。
途中降雪に見舞われましたが、無事に下地工事が完了しました。

ビッグルーフ仕上げ工事

円弧を描くビックルーフの金属板(ガルバリウム鋼板)は工場加工ができません。
すべて現場加工です。
加工が終わると、クレーン車で吊り上げて屋根の上に運びあげます。
仕上げもすべて職人さんの手仕事です。

東海大学建築学科

くず葉学園・通所活動棟は東海大学工学部建築学科の山崎俊裕教授が監修されました。
身障者施設の設計は山﨑研究室の大きなテーマです。
大学院生の皆さんが熱心に氏居監督のレクチャーを受けていました。

軸組み工事

木構造の地上階は、施設の生徒さんが利用する作業教室が並びます。
どの作業室も燦々と光が差し込む、柱には180角のヒノキ、梁には杉を使用した総国産材造りの吹き抜け空間です。

断熱工事

現場に断熱材が運び込まれました。
敷地は標高の高い場所だけに、高性能の断熱材を使用します。

工事足場撤去

外周部に巡らした足場が撤去されると、緩やかなカーブを描いた美しい建物の全景が姿を現しました。

内装工事

いよいよ工事も後半戦。
様々な職人さんたちが内装を仕上げてゆきます。
完成まであと僅かです。

皆様どうぞお楽しみに!

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