和モダン
花の湖旅館
ゲストハウス
CONSEQUENCE
完成編
二棟のゲストハウス
箱根芦ノ湖畔に花の湖旅館が完成しました。
場所は箱根駅伝のゴール地点のから徒歩3分という好ロケーションです。
国道1号に面した大屋根の1号館に「梅」と「桃」の2室、緑道の奥に一戸建てタイプの「桜」という、2棟3室からなるゲストハウスです。
全室天然温泉露天風呂付き
「桜」「梅」「桃」には、それぞれ個性の異なる露天風呂がついています。
野趣にあふれた焼杉調の外壁で仕上げた浴室に信楽焼の浴槽を設えました。
温泉は源泉かけ流しという贅沢なお風呂です。
和室
対面キッチン付きの和室リビングは、全室吹抜けの勾配天井です。
ベッドルーム
寝室は和室の他にベッドルームとロフトを備えています。
ご家族連れから、大人数のグループまで対応できます。
花の湖旅館
花の湖旅館の宿泊サイトはこちらから。
設計
田端 良一
Ryouichi Tabata
設計から完成お引き渡しまで、約2年間に及ぶビックプロジェクトが完成しました。個性豊かな三つの宿泊室に、それぞれに趣が異なる半露天風呂を設えた贅沢なゲストハウスです。 工事の最終盤まで、オーナー様と共に作り上げた充実感を味わうことが出来ました。関係者の皆様、どうもありがとうございました!皆様どうぞ「花の湖旅館」をご利用ください。
建設
鈴木 英高
Hidetaka Suzuki
この建物の最大の「こだわり」は温泉を引く想定である事と、滋賀県の業者に発注して取り寄せた信楽焼の浴槽を備えた半露天風呂でした。 温泉に関する工事についてネックになったのは、温泉の温度と量でした。関係業者さん達と、湯温調整方法や、吐水口の形状変更に伴う工事についても、こうしよう、ああしよう、こんなのダメかな、いやいやこっちの方がいいよ、などなど意見をぶつけ合いながら試行錯誤して造り上げました。 吐水口やその周辺の壁材には御影石を使用し、より高級感を演出できたと自負しております。 オーナー様とは、工事期間中も、幾度となくお打ち合わせを重ねて来ました。立地は箱根駅伝の往路ゴール、復路スタート地点の目と鼻の先です。是非、泊まってみてはいかがでしょうか。
01
Prologue
はじまりはスタジオーネ湯本
芦ノ湖畔に2棟の旅館(簡易宿所)を新築します。
プロジェクトのきっかけは、新進建設の設計施工で2020年秋にオープンした、スタジオーネ箱根湯本を都内の宿泊事業者様がご覧になったことから始まりました。
箱根駅伝ゴール地点
箱根芦ノ湖畔、国道1号線沿いの敷地は、有名な箱根駅伝のゴール地点のすぐそばという好ローケーションです。
02
設計編
天然温泉露天風呂付
大屋根の1号館には、2LDKの宿泊室が2室。
緑道の奥には、3LDKの1棟貸し。 どちらのお部屋もキッチンと天然温泉の露天風呂を完備した、長期滞在型の宿泊施設です。
03
基礎工事編
基礎着工
工事が始まりました。
基礎コンクリートの下地として砕石を敷きならべて転圧する、「砕石地業(さいせきじぎょう)」から スタートします。
配筋
構造計算に従って鉄筋を組み上げました。
基礎完成
鉄筋コンクリート造のべた基礎が完成しました。
まもなく上棟です。
04
上棟編
建て方開始
例年にない長梅雨が明けた8月の夏の日、上棟が始まりました。
剛床工法
2階の床踏みの上に耐震力を高める分厚い構造用パネルを緊結します。
花の湖旅館 / 「梅」・「桃」上棟完了
大きな屋根の形が見えてきました。
上棟が完了です。
花の湖旅館 / 「桜」上棟完了
同じくこちらも上棟完了。
これから本格的な木工事が始まります。
05
木工事編
屋根工事
防水シートが敷設されました。
屋根の仕上げ葺きが始まります。
木工事
屋内では大工さんの木工事が同時に進行します。
まずは耐震力を高める筋交いと構造用合板を構造に緊結して、次に窓を取り付けます。
断熱材工事
壁は高性能グラスウール。屋根はウレタン吹付断熱。
将来の変更に配慮した民泊施設の特別仕様です。
外装下地【1】
胴縁の上に外装仕上げ用のラス網を建物全体に取り付けます。
外装下地【2】
左官屋さんの塗り壁工事が始まりました。
高耐久の特殊モルタルを数工程にわたり塗り重ねて下地を整えます。
花の湖旅館は、まもなく完成です。
どうぞお楽しみに!
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