ヨーロピアン
長津田の家
横浜市W様邸
CONSEQUENCE
完成編
横浜市長津田のW様邸が完成しました。
白で統一された上品な外観となりました。
アプローチは自然石の乱貼とレンガ敷、奥のエントランスポーチはタイル敷となっています。玄関までは暖色系の色でまとめています。
玄関ドアのカラーは奥様の好きなグリーンです。
リビングには柔らかい光が差し込みます。
壁掛けTVを設置予定の壁は砂岩を貼り両サイドに間接照明を仕込みました。素敵な雰囲気に仕上がりました！
階段手摺はロートアイアンで製作しました。
外観、内観ともヨーロピアンなデザインとなっています。
家事室の壁の一面にアクセントカラーとしてグリーンを使っています。
写真ではわかりづらいですが隣の壁はスヌーピーの壁紙を貼っています。
キッチン側の出入口は扉がなくLDKとゆるやかにつながります。天井に近い窓から明かりが入り、ちょっとこもれる空間だけど狭苦しさを感じさせないように工夫しています。
ダイニング側から見たキッチン腰壁のタイルにもグリーンを使用しています。
設計
非公開: 片山 順忍
Junnin Katayama
W様完成おめでとうございます。
設計の打合ではご主人様がエクセルで作成した要望リストをお持ち頂いていたのが印象的です。最終的に項目は100を超えていたのではないでしょうか。その他、参考として写真を頂いたり、奥様からはとてもかわいいイラストも頂きました。キッチン廻りのイラストですがかわいいだけでなく伝えたい内容が大変分かりやすくて、とても役立ったのを覚えています。設計段階では外構も含め数々の検討を重ねていきました。
着工後は現場監督の仕切りでどんどん工事が進みます。W様にもコンスタントに現場に足を運んでいただき、疑問点などを都度都度、解決していけたことでスムーズに工事が進んだと思います。自分のお家が出来上がっていく過程はなかなかダイナミックな経験だったのではないでしょうか。
お家は完成してからの付き合いのほうが圧倒的に長くなります。今後とも末永いお付き合いをどうぞ宜しくお願い致します。
01
Prologue
敷地は横浜市の閑静な住宅地の一角。
所謂「旗竿敷地」そして「墓地のそば」という様々な制約がある敷地です。
難しい設計がスタートしました。
02
設計編
実は1級建築士の奥様。
様々な制約を逆手にとって、設計担当の片山と共に上手にプランをまとめていただきました。
そしてエンジニアのご主人様は、打合せ用に要望や問題点を整理したレジュメを作成。
毎回それをもとに、楽しく打合せを進めさせていただきました。
まさに二人三脚の家造りです。
03
地鎮祭編
4月吉日。
過ごしやすい気候の中、地鎮祭が執り行われました。
工事の安全をご祈祷します。
W様ご家族も神主様とご一緒に土地の神様へお祈り。
鍬入れの儀。
ご家族皆様で土地に初めて手を入れていただきます。
玉串奉納し神様へ工事の安全を祈願します。
いよいよこれから工事が始まります。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
04
基礎工事編
地盤改良工事
重機が侵入できない、旗竿形状の土地です。
特殊シートと砕石層で地盤の強度を確保する工法を採用しました。
防湿フィルム敷設
地盤改良後の砕石の上の防湿シートを敷設しました。
型枠工事
コンクリート打設前に外周部の鋼製型枠を組み立てます。
コンクリート打設時は型枠に大きな圧力がかかるので、支持する控えの角材を設置しています。
配筋検査
基礎配筋が完了すると、第三者機関の配筋検査を受けます。
勿論、合格です！
コンクリート工事
耐圧盤の打設が無事完了し、立上り部分の型枠を組み上げます。
べた基礎完成
型枠を脱型すると、立派な鉄筋コンクリートのべた基礎が姿を現します。
上棟前に床下の給排水配管工事を先行します。
給水管は水色、ピンクが給湯管です。
ちなみに手前の長いアンカーボルトは、基礎と柱を緊結するホールダウン金物用です。
ホールダウン金物の位置や数量は、厳密な構造計算から導き出されています。
次回は上棟編です。
お楽しみに！
05
上棟編
建て方
お日柄の良い6月吉日W様邸の上棟工事が始まりました。
棟梁含め総勢6名の大工さんにより作業開始です。
梁組
大工さんの息の合った作業であっという間に1階が組みあがりました。
屋根組
夕方には屋根の骨組みが組みあがりました
屋根吸音
屋根からの音を吸音するシージングボードを施工します。
その後防水アスファルトルーフィングを施工します。
上棟工事完了
建物全体をブルーシートで囲ったら本日の作業は終了です。
これから本格的な大工工事になります。
W様上棟おめでとうございます！
引き続きよろしくお願いいたします。
06
工事編
耐力壁工事
間柱・耐力面材が施工されました。
地震に強い家に必須の工程です。
窓取付工事
サッシ(窓)が取付られました。
外部のブルーシートが取れて気持ちのいい眺めです。
吹付断熱工事
天井・壁ともにしっかりとした厚さで断熱材の吹付をしています。
W様邸は吹抜けが大きなお家です。
断熱施工をしっかりすることでより快適な住空間となります。
室内造作工事
ベッドヘッドにスマホや本を置けるニッチを造作しました。
ベッド周りがすっきりしますね。
下地工事
クロス工事の下地である石膏ボードの施工が進んでいます。
外部防水シート貼り
雨水が室内に侵入しないように防水シートを施工していきます。
外壁下地工事
通気層の施工が完了したら外壁仕上げの下地処理をします。
外壁のひび割れ防止のラス網施工後、モルタル施工をします。
いよいよ内部・外部ともに仕上げ工事となります。
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