家を建てる大きな目的は生活をラクにすることでしたが、それは叶いましたね。 新進建設にはたくさんの提案をしていただきましたが、家そのもののことだけではなく敷地の境界線に関する問題解決にも粘り強く対応していただきました。これは素人の私たちでは難しさもあったと思うので、本当にありがたかったです。 今は私の仕事の新たな事務所も新進建設にお願いしています。それも家づくりを通じて仕事の確かさやセンス、何より信頼を感じたことが理由なんですよ。
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2023.12.22
狭小地で叶えた 光あふれる2階リビング
Q 家を建てようと思ったきっかけを教えてください。
Iさん
もともと今の家と同じ場所に建つ中古の一戸建て住宅に住んでいたのですが、間取りや家事動線に不満があったんです。私たちは共働きで子ども3人を育てています。家事は短い時間で効率的に行ってやりくりする必要があるのですが苦労していました。それで、一番下の子どもが小学生になったタイミングで家を建てることにしたんです。
Q 新進建設との出会いは?
Iさん
実は弟が建築家でして、アドバイスを受けて間取など土台となるプランはある程度、自分たちの中で詰めていました。あとは詳細な設計と施工をしてくれる会社を探すだけ、となったのですが、当時はコロナ禍の真っ最中。どの会社も資材不足で多くの会社に断られたんです。そんな中、唯一、迅速に対応、引き受けてくれたのが新進建設でした。話を進めるとベースプランをブラッシュアップしてくれそうな提案を次々としてくれる点にも魅力を感じたので、お願いすることにしました。
Q.たとえばどのような提案を受けたのでしょうか?
Iさん
私たちが最もこだわったのは家事もしやすい生活動線。そこで2階リビングで1階は家族全員の寝室と水回りにしました。2階は生活とくつろぎの空間。1階は就寝と、そのために必要な機能をまとめるイメージですね。
玄関を入るとすぐ階段があり2階リビングへの移動もスムーズ。奥は夫妻の寝室と子ども部屋。2階にスタディスペースや登校用の道具をまとめたリビング収納があるため、子ども部屋はほぼ就寝に特化したスペース。それほど広さがなくても問題ないとするなど、空間配置にメリハリをつけている。
リビングのそばには妻のネイルスペース兼在宅ワークスペース。ガラス戸にしたので開放感があり、子どもの様子もうかがえる。写真右手側にもドアを設けて2階は回遊できるつくりにした。
Q.1階と2階を頻繁に行き来しなくてもいいイメージですね。
Iさん
そうですね。2階リビングには子どものスタディスペースとリビング収納を設置して遊びも勉強も身支度も、全て2階で完結できるようにしました。1階の水回りには、洗濯室とクローゼットを一体化したランドリールームを設けて家事の効率化も図っています。このプランに新進建設の設計士さんが「洗面台を2つ設けては?」という提案をしてくれました。実際に住み始めると、バタバタする朝は家族みんなが洗面を使うので、2つあると〝渋滞〟せずスムーズに身支度ができてよかったです。ほかにも収納の機能やテレビを置くスペースの有効活用など、本当にいろいろな提案をしていただきました。
2階への階段を上がると左手には子どものスタディスペース。その奥にはIさんの在宅ワークスペースが設けられている。スタディスペースはキッチンでの作業中も子どもの様子がうかがえる配置に。
玄関を入って左手にランドリールームやバスルームなど水回りを集中。「玄関を入ってすぐバスルームがあるので、子どもが外遊びで汚れて帰ってきても、すぐ洗えます」と、動線の便利さを実感。
LDKがまさにそうですが、面積よりも広々とした開放感も感じます。
Iさん
2階のLDKは勾配天井の効果が大きいと思います。階段から2階に上ると、スタディスペース兼廊下、キッチンと徐々に天井が高く、空間も広まっていくように。そのままダイニングキッチンに足を踏み入れると、天井はさらに高くなり、一気に視界が開けるんです。以前の家と延床面積はそれほど変わらないのに、広くなったね、と話す友人もいました。日差しもたくさん入って気持ちいいです。この勾配天井も新進建設からの提案だったんですよ。正直なところ、費用もかかるし、本当に必要か迷っていたのですが、担当の設計士の方から「絶対に採用した方がいい」と勧められまして。今は正解だったと実感しています。
I邸が建つのは旗竿地。建物に囲まれるなか採光を豊かにするのも2階リビングのプランにした理由のひとつ。
洗濯室とファミリークローゼットが一体化したランドリールーム。洗濯、乾燥、収納がほぼ同じスペースでできるため、家事の時短につながっている。
玄関を入るとすぐに上へと通じる階段がある。差し込む光に誘われるように2階へ。
玄関は土間スタイルで広めに設計。「以前の家は玄関が狭く、買い物帰りなどちょっと荷物を置くとすぐ人が通れない状態に。そこで〝ちょっと置き〟のスペースがほしかったんです」。荷物だけではなくゴミを出す前に袋を置く場としても活躍。
3人の子どもそれぞれの登校道具などをまとめたリビング収納。奥行きはランドセルのサイズに合わせて設計した。
「以前の家は生活動線があまり考慮されていない間取りで、結果的にあまり使用しないスペースもありました。その点、この家は1階も2階も目的に合わせ無駄なく使えて生活動線もスムーズ。今後はバーベキューなど庭での楽しみも増やしたいですね」と語るIさん夫妻。